てんかん(記録) と 不妊術 1

でこちゃんのてんかん発作発症から4ヶ月が経ちました。

生後1ヶ月で保護し、生後4ヶ月で発作がおき、現在生後8ヶ月です。



でこの場合は、何かの病気が原因ではなく「元々持っていたものが成長とともに出てきた」という状態です。


てんかんにも種類があるので、他の猫さんに当てはまるとは言えないです。

でも記録として残すことが、後々誰かの役に立つかもしれない。

役に立たなくても、比較はできる。

なので少し書こうと思います。

※でこの場合ですので、他の猫さんにあてはまらない部分がたくさんあると思います。※


↑発作中



最初の頃は部分発作(口をパクパクして泡を吹く)でした。

その後、全般発作(体全体がバタバタと激しく暴れている状態)になりました。


↑ 発作中




最近は、後ろを振り向き始めるとシャーと怒り、そのままクルクル回った後にバタバタと激しく暴れます。

軽い発作の時はクルクル回って終わったり、息が荒くなって終わったりします。

これが毎日です。


天気がよく温かい日は比較的軽め。

雨や雪の日は発作が起きやすく、日に何回も起きる群発発作になります。

この4ヶ月で5回程、重積発作(発作が落ち着かないうちに次の発作が起きる)も起きています。



それと、最初の3ヶ月程は排尿障害になりました。薬の副作用でトイレが出来ないのです。

酷かった時で6日間、尿と便が出ませんでした。

※先生と相談しながらみています。普通の状態でトイレができない子はすぐに病院に行ってください。悪化すると尿毒症などの別の病気も併発します。


↑ 3日分溜まったおしっこ(1回量)




最初のうちは病院で排尿したり、カテーテルを入れてもらい朝晩排尿させていました。

一度だけ摘便もしてもらいました。

少しずつトイレができない期間が短くなっていき、最近は毎日できるようになりました。(それでも1日1回、うんちは2日に一回程)



保護したときに風邪をひいていた影響で目に膜が張っていたり白濁していますが、発症前は見える範囲が狭いだけで普通でした。
発症後は、目が左右に揺れています。

徘徊もするようになりました。一時間くらい部屋の中をずっと歩いています。

ケージに入っている時になると、ケージ内をウロウロしています。



また、性格が変わってしまったので前ほど意思の疎通がとれません。

発症してすぐの頃は姉妹のえむちゃんのことも私のこともわからなくなりました。(今はわかるみたいです。)

その後、少しずつですが触れるようになり、最近は抱っこも出来るようになってきました。まだまだ怒られたり怖くて体に力が入ることも多いので、機嫌を見ながらやっています。

喉のゴロゴロも全く言わなくなり、鳴いたのは先日のブログで書いた通りです。



長くなったので続きます。




わんにゃんレスキューおっぽ@あつみ

山形県あつみ温泉を拠点に活動中の犬猫保護団体です。