でこの検査結果

でこの検査結果が出ました。


先に結果をお伝えします。

「特発性てんかん」です。




転院からこの結果に至るまでを記録として書いておきます。


セカンドオピニオンではなく転院という形になりました。

薬の情報は転院先に伝わっていたので、でこの情報(エイズ白血病マイナスやワクチン接種日、いつからどのような症状か?等)を伝えました。


それを聞いた先生がてんかん発作を起こす病気を疑い、採血をして外部の検査に出しました。それ以外の血液検査は前回同様、数値的におかしい部分は見当たりませんでした。





外部検査はFIPとトキソプラズマです。

どちらも大丈夫でしたが数値的に微妙な値だったため、治療を開始しました。

(FIPはてんかん発症時にも調べていますが、その時も大丈夫でした。)


もしFIPだったとしたら不治の病です。

※最近、FIPの新薬を使っている猫さんがたくさんいますが、認可のおりていない薬のため非常に高額です。取り扱っている病院も全国に5件ほどしかありません。


※FIPは猫コロナウイルスの突然変異で発症します。猫コロナウイルスを持っているからといって発症するとは限りません。猫の約半数は猫コロナウイルスを持っていると言われています。(実際はどのくらいの子たちが持っているかわかりません)


なので私は特に驚くこともなく、持っていても不思議ではないと思っています。



こちらの病院では免疫療法でFIPが陰性になった猫さんがいるとのことでしたので、免疫療法で様子見です。(他の子も亡くなった子はいないそうです。)


トキソプラズマについては薬があるのでそちらを飲ませました。




3週間、薬と免疫療法を続けましたがよくなるどころか日に日に悪化しているように感じます。

効果がみられないためどちらも中止し(FIPもトキソプラズマもやはり問題なかったのだと思います。)、MRIとCTを撮ることになりました。


それと同時に避妊もお願いしました。

麻酔時に5台くらいの機械をつないで、例えば「血圧が上がったら下げる薬を投与する」等の対応ができるそうです。





MRIを撮った画像から「もしかしたら鼻から来る膿瘍かも?」という疑いで、専門医に画像診断をお願いし、クリプトコッカス症(真菌=カビ)の検査に出しました。


結果、MRIに問題はなく真菌も検出されませんでした。

先生の思い過ごしで済んでよかったです。

先生からはめっちゃ謝られましたが(笑)きちんと専門医に判断してもらって「特発性てんかん」に分類されるという診断が下りました。


鼻は慢性鼻炎です。保護当初から治療しましたが治らなかったため、サプリや点鼻等で症状を軽くしています。



ここからは、避妊後のお話です。

ブログにしましたが、避妊当日の夜の発作がひどかったです。

2日後から目に見えて発作の回数が減っています。

日に15~20回起きていた全般発作(全身バタバタする発作)も減り、重積発作(発作が止まらず1時間くらい続く)もここ数日は2日に1回ほどになりました。


毎日毎日、見ている方もつらかった発作が感動するほど減っています!!!


先生も「確立はされていないけれど、ホルモンバランスの影響があるかもね」と。


心配していた発情期の影響が、やはり大きかったようです。



避妊してもらえてよかったぁぁぁぁぁ。゚(゚´Д`゚)゚。



そして先週から減薬が始まりました。

ずっと望んでいた減薬!!!



さらに今週から別の治療を開始しました。

治療が終わってまだ診察室にいる時点でアクビをし始め、すごくリラックスしてる。

なにこれすごい!


頻繁な発作による体の負担と、敏感すぎて眠れなかった影響で心雑音になっていたのも、前よりは良くなっているようです。(100%戻ることはないようです。)




この1か月でたくさんのお金を使ったけれど、発作がなくなったわけではないのでこれからも薬を続けないといけない状態ですが、いい方向に向かっています。



以上、ご報告でした!




わんにゃんレスキューおっぽ@あつみ

山形県あつみ温泉を拠点に活動中の犬猫保護団体です。