は行シリーズの血尿について

「ぷっちくん」と「ぼーちゃん」の血尿についてです。
ちょっと振り返りつつ書きます。


今年の8月、生後3ヶ月の時に違和感を感じて、兄妹全員の尿検査をしました。

5頭中2頭に潜血がありました。
ぼーちゃんの尿はたまに濃いめになりますが、あきらかな血尿とはいえない状態。
ぷっちくんの尿は見た目ではわからない状態です。

※潜血…血が潜んでいる状態。見た目ではわからない。





薬が効かず、違う薬やサプリ、療法食、市販のフードの変更等を1週間に1つずつ試しました。(何が効いたのかわかるように)

ウェットフードは使っていなかったため、水分補給のためにあげるように先生から言われて、毎日あげていました。


もちろん水は水道水です。

※ミネラルウォーターは下部尿路疾患の原因になる場合があります。




血液検査とレントゲンも撮りましたが異常はありません。

他病院でエコーをしてもらいましたが、こちらも異常がないため、転院せずにかかりつけ医に戻るように言われました。(今までのデータが蓄積されているため)




約4ヶ月頑張りましたが、何も改善が見られないのと潜血はあっても他の症状がなく、元気いっぱいなので薬をやめることになりました。
※他の症状…頻尿やトイレにこもったり、吐いたり、お股を頻繁に舐める等


これ以上は地元では何もできなく、東京の専門医や大学病院にかかれば何かわかることがあるのかもしれません。
残念ですが、そこまですることが出来ません。




大人の猫さんだと、同じ状態の子がたまにいるそうです。実際にH様からも「同じ症状です。」とご連絡をいただきました。


ただ、この子達は子猫なんですよねー
(珍しいようです。)
もしかしたら同じ症状の猫さんたちも、小さい頃は気がついていないだけで、大人になってから発覚している可能性もあります。





今後は他の子達と同じように、普通のご飯を食べて、普通のおやつを食べて、たくさん遊んで、普通に過ごすことになります。
この子達にとってはこれ(潜血)が普通の状態です。


現状をご理解いただける方、里親のご検討をお願いいたします🙇‍♀️
もちろん、何か気になる症状があれば病院に行っていただきたいです。これはこの子達に限らず、どの子も同じことです。
よろしくお願いいたします。




わんにゃんレスキューおっぽ@あつみ

山形県あつみ温泉を拠点に活動中の犬猫保護団体です。