生後3日の子猫の話

今回は悲しいお話なので、苦手な方はお戻りください。



2022年5月9日
会社の倉庫で生まれたそうです。
3兄妹のうち2匹はママが連れて移動しました。
ママは最後に残ったこの子の様子を見に来たけど、連れて行かなかったそうです。
翌日もママが来たそうですが、連れて行かなかったので保護主さんが保護をされました。

保護主さんはペットショップの店員さんに相談をして、頑張ってくださっていました。

ママが連れて行かなかったということは、弱い子なのかな?と思いつつ、生後3日のこの子をお預かりしました。


預かった時点で病院は時間外でしたので、急いで帰りました。
私が見た時は生きているのかわからない様子でしたが、触ったら動きました。
低体温で冷たい状態でしたので体をゆっくり温めながらミルクを与えると吸い付く素振りを見せましたが飲み込めず。
鳴いてモゾモゾ動きました。
動けたのでもしかしたら行けるかもと思いましたが、聞こえない声で何回か鳴いて息を引き取りました。
うちに来て30分程でした。



黒の女の子
亡くなってから計った体重は86g
生きているうちに写真を撮る余裕がなかったので、保護主さんが撮ったものをいただきました。

お名前は保護主さんが『ソナ』ちゃんと名づけてくださいました。
アイルランド語で『幸せ』という意味だそうです。
ありがとうございます。

保護主さんに同席いただいて、ソナちゃんは本日荼毘に付しました。


生まれ変わったらまたおいでね。
次は幸せにしてみせるよ。











悔しい
助けたかった
ミルクの前にブドウ糖だったな

反省が止まりません
ソナちゃん助けられなくてごめんね




わんにゃんレスキューおっぽ@あつみ

山形県あつみ温泉を拠点に活動中の犬猫保護団体です。